当院の口腔外科では、親知らずの治療やインプラント、顎関節症などの治療を行っております。
インプラント

虫歯やケガなどで歯を失った場合の選択には、入れ歯やブリッジのほかにインプラント治療があります。それぞれの治療にはメリットやデメリットなどの特徴がありますが、インプラントはあごに直接人工の骨となる「インプラント」を埋め込むことで、安定した支台ができます。その上に義歯を取り付けることができるため、天然の歯に近いしっかりとした噛み心地を実現できるのです。
基本的には自分の歯と同様、毎日丁寧な歯磨きやオーラルケアを行う程度で特別なセルフケアは必要ありません。ただし、長期間インプラントを維持するためには歯科医院での定期的なメンテナンスは欠かせません。
デメリット
手術が必要になり、ブリッジ等に比べて治療期間が長い。また保険適用外。
インプラントの治療費
40万円/本(税抜)
親知らず

親知らずと聞くと抜歯をイメージする方が多いと思いますが、虫歯や痛みがなく完全に埋まっている親知らずの場合は抜歯をしなくても問題はありません。ただし、歯の生えている向きによっては前歯にゆかみがでたり、ちらっと見えている場合は虫歯になるリスクがあります。また、虫歯を放置すると強い痛みを感じたりのどが腫れるなど重症化することもあるので注意が必要です。
親知らずの治療の流れ
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1レントゲン撮影
口腔内の状況を確認し抜歯が必要か、非抜歯でも問題ないかの診断をします。非抜歯でも問題ない場合は、患者様に相談のうえ経過観察する場合もあります。
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2抜歯
基本的に当院で、抜歯を行います。神経が近くにある場合はCTの撮影を行い神経の位置を確認しながら治療を行います。また、難しい症例の場合、後遺症リスクを考慮して、大学病院をご紹介させていただくこともあります。
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3通院
抜歯の翌日は、消毒のために通院をしてください。歯茎をめくる治療を行った場合は1週間後に抜糸を行います。抜歯をした部分の歯茎が回復し完治まではおおよそ3ヵ月かかります。
顎関節症

あごの動きや、関節となるクッションの動きが悪くなることで、炎症が起こる症状を顎関節症(がくかんせつしょう)といいます。食いしばりや頬杖などの生活習慣における癖が顎関節症の主な原因です。基本的にはこれらの癖を改善することで顎関節症を治します。ただし、症状がなかなかよくならない場合は、寝ている間にマウスピースを装着して歯ぎしりや食いしばりを改善します。
顎関節症の治療期間
平均の治療期間は2~3週間程度ですが、症状がはじめて発生した時から治療を開始するまでの期間が長いと、長期化することがあります。長い場合では1年以上かかることもあるため、顎関節症かなと思ったらできるだけ早めに歯科医師に相談しましょう。