岐阜市にあるけいか歯科クリニックです。

歯周病は季節によって症状が悪化する可能性があることをご存知でしたか?

意外かもしれませんが、春夏秋冬それぞれに適切なケアをすることで歯周病の予防や悪化を防ぐことができます。

そこで今回は季節の変化に対応した歯周病予防についてお話しして行きたいと思います。

目次

歯周病とは?

歯周病は歯と歯茎の隙間に細菌が繁殖してしまい歯茎に炎症が生じた状態を指します。

初期段階は歯肉炎から始まり、進行することで歯を支えている骨を徐々に溶かし、歯周病へと進行します。

自覚症状がなく定期検診に通っていない方は気づいた頃には進行してしまっている場合がほとんどで、日本人では8割程度の方が歯周病または歯周病予備軍と言われています。

 

季節にどんな関係がある?

それぞれの季節で歯周病がどのように関係してくるか一緒に見てみましょう。

 

・(3月~5月ごろ)春

気温の変化が激しい春はアレルギー症状が出やすい時期です。

アレルギーの症状によって口腔内の乾燥を引き起こしますが、口腔内の乾燥は歯周病のリスクを高めてしまいます。

花粉症などアレルギー症状のある方は口呼吸になりやすいため、こまめに水分補給を行いましょう。

水分補給は口腔内を潤すだけではなく、唾液の分泌を促し細菌を洗い流してくれます。

また、鼻呼吸を心がけ、状況に応じて花粉症の薬を服用するようにしましょう。

 

・(6月~8月ごろ)夏

気温も湿度も高くなりやすい夏は口腔内細菌が繁殖しやすい環境です。

暑いため水分補給は増えますが、冷たい炭酸飲料やアイスクリームなど糖分の多い物の摂取が増えるので歯周病のリスクが高まります。

食後のブラッシングなどケアを徹底し、口腔内を清潔に保つようにしましょう。

ケアが難しい環境下では糖分の摂取を控えるなど心がけましょう。

 

・(9月~11月ごろ)秋

徐々に気温が下がり空気が乾燥し始める秋は口腔内も乾燥しやすくなり、風邪やインフルエンザなど体調不良を引き起こすしやすくなります。

体調不良は免疫力を低下させるため歯周病のリスクが高まります。

室内では加湿器を使用したり、果物や野菜を積極的に摂り、ビタミンC不足にならないよう心がけましょう。

ビタミンCは、免疫力を高め、歯茎を健康に保つことが可能です。

 

・(12月~2月ごろ)冬

寒さと乾燥が最も厳しくなる冬は9月~11月ごろ同様に口腔内の乾燥や風邪、インフルエンザが流行のピークを迎えます。

対策も同様に、加湿器を使用したりビタミンC不足にならないよう気を付け、風邪やインフルエンザの予防をしっかり行いましょう。

 

まとめ

歯周病は特定の季節に限らずどんどん進行してしまいます。

しかし、季節に応じて進行する原因が異なったり、季節の変わり目に歯周病の発症や症状が悪化しやすい傾向にあると言われています。

季節ごとの発症リスクや悪化リスクが変化することを知っているのと知らないのでは、予防のしやすさなど変わってくるのではないでしょうか?

そしてご自身だけでしっかり予防できていると過信しないことが重要です。

必ず定期検診を怠らないようにしましょう。