歯並びが悪いままだとどうなる?
岐阜市にある、けいか歯科クリニックです。歯並びが悪いけど治療期間も長いし費用も高いとそのまま放置している方は多いと思います。矯正治療は必ずしも行わなければならない治療ではありません。しかし悪い歯並びを放置することでどのような悪影響があるかは知っておきましょう。
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歯並びが悪いまま放置するリスク
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矯正治療を行う多くの方は見た目を気にして治療をスタートする人がほとんどだと思います。しかし、歯並びが悪いことで見た目以外にも様々な悪影響を及ぼす可能性があります。歯並びが悪いことで、虫歯や歯周病になる可能性を高め、場合によっては発育不良や発音障害など多岐にわたります。ではどのようにマイナスに作用するのか容姿以外の悪影響について確認して行きましょう。
虫歯や歯周病になりやすい!
歯並びが悪いと歯と歯が重なる事で、ブラッシングがしづらく磨き残しが発生したり、噛み合わせが悪いことで噛む力のバランスが悪くなり、歯に大きな負担をかけます。そして歯肉に大きなダメージを与え歯周病のリスクを高めます。また、バランスが悪いと歯を傷つけやすくなり、歯が傷つくと虫歯菌が侵食する可能性も高まります。
発達障害にも影響が!
歯並びが悪く歯と歯の間に隙間があると、そこから息が漏れることで発音に影響が出る可能性があります。また、歯並びの状況によっては唇や舌の動きが制限されることで滑舌にも悪い影響が出る場合があります。歯並びは気にならないが、滑舌が悪いと悩んでいる方はもしかすると矯正治療で改善できるかもしれません。一度歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか?
胃腸への負担で発育にも悪影響
歯並びや噛み合わせが悪いと食べ物がうまく噛みきれず、あまり噛まずに食事をすることで無意識に噛まない習慣がついてしまいます。普段からあまり噛まない食事をしていると食べ物がほぼ固形のまま体内に送られ、消化器官である腸や胃に大きく負担をかけ、消化不良を起こす場合があります。消化不要を起こすことで栄養素の吸収が阻害され、体の発育にも悪影響を及ぼす場合があります。
口臭がきつくなる
口をしっかり閉じられない歯並び(出っ歯など)の場合だと口呼吸になりやすく、常時口腔内が乾燥することになります。唾液には細菌の繁殖を抑えたり、口の中の汚れを洗い流す作用があるため、乾燥することで虫歯、歯周病はもちろん口臭も強くなりやすい傾向にあります。
精神的ストレスのきっかけに
歯並びが悪いことで、様々なストレスを生む引き金となる可能性があります。もちろん容姿に大きく出てしまえば他人からの目線が気になり、コンプレックスになってしまうこともあります。発音障害や口臭で人前で喋りづらかったりすることでストレスのきっかけになる場合もあります。このようなストレスが原因で、精神疾患まで発展するケースも少なくありません。
まとめ
歯並びが原因で容姿以外にも様々な影響を及ぼすことが分かったと思います。上記の内容以外にも、顎関節症になりやすかったり、肩こりや睡眠時無呼吸症候群などの症状を引き起こすケースも確認されています。矯正治療は費用や期間と言ったデメリットも少なくはありません。しかし状況によってはメリットの方が大きかったりします。歯並びを悪いまま放置するリスクを知り、将来後悔する方が少しでも減れば嬉しいです